【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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「自分は周りと違う!?」と感じる原因と、そうなった時の対処法について

みなさんこんにちは!

ハイキネオーナーの門松タカシです!

 

みなさんは、自分が「世の中の流れ」「社会の流れ」と逆行していると感じたことはありますか?

 

順分満帆の人生であればいざ知らず、多くの方は一度なりとも経験のある「流れとの逆行」。

 

なぜ周囲と違う考えを持つとストレスを感じるのか、その回避方法なども含め、心理学的な考えと個人的な経験でエントリーします!

 

世間の流れの正体

まずここでいう「流れ」ですが、例えば「常識」であったり、「道徳」であったり、「慣例」であったりなどが代表的なものだと言えます。

 

どれにも共通している点は「深く考えなくてもそれっぽい」というところ。

 

つまり行動や判断することに違和感を感じなくなっている、自動化状態、もっと言うと思考停止状態になりやすいところがとても良く似ています。

 

このような「気がついたらいつの間にかできていて、多くの人があまり意識せずに従っているある種の法則」がなぜ発生するのかを、心理学の用語を使って解き明かしてみます。

 

”影響力の武器”のアレが原因

満員電車なのに誰も座らない1席があったとします。

あなたなら、迷わずすぐに座りますか?

 

多くの人は、少なからず躊躇すると思います。

「なんだろう・・・なにか座ってはいけない理由があるのか・・・?」

 

こういった疑問を生じさる正体は「みんながやっていることは正しい」という感覚。

専門用語でいうところの「社会的証明」というものが影響しています。

 

ロバート・チャルディーニの「影響力の武器」に出てくる概念の1つですね。

 

「多数決」✕「慣行」✕「思考停止」=○○

「多数決的に採用された行動が、やがて多くの人の行動に影響し一般化することで、思考の省略が起こるため、行動そのものの評価することができない」というのが常識であったり、道徳や慣例の正体です。

 

最初はそれで良かったんだけど、継承されるにつれて理由がわからなくなり、ついでに時代にも合わなくなってしまった、ということですね。

 

学校や会社などでたまに「謎ルール」があったりしますが、これも社会的証明が作用し、行動や判断が儀礼化、形骸化した結果、現状とアンマッチなルールができあがってしまった典型ですね。

 

マトリックスのネオになる日

そしてポイントになるのは「思考停止」が根底にあることです。

 

思考停止の要素を含んでいますので、ある日突然「・・・よく考えたらナゼ?」となってもおかしくないわけですが、ここでも社会的証明の作用が働いているため、気づいた本人以外の人は相変わらず流れに従っている状態です。

 

当然、気づいた本人は周りとは違う判断、価値基準になるため、違う流れで生活することになり、孤独な状態となります。

 

周囲の人たちを目覚めようという努力もあるかもしれませんが、多くの場合は難しく、社会的証明の無意識への影響は計り知れません。

 

周囲に呼びかけた結果、多くの場合は非難や批判を浴び、傷つくことを恐れて、自分も物言わぬ民衆の一人になることを選択してしまいます。

 

そういった選択肢ももちろんアリですが、周囲との摩擦を回避するために、葛藤という自分の中の摩擦でやられてしまうリスクがあります。

 

特に日本は情操教育として儒教が発祥の「道徳」の概念を採用していますので、個よりも集団に重きを置く傾向があり、この影響力は強大だと思います。

 

昨今こういった風潮に抗うような姿勢も感じますが、ボク自身サラリーマンとして企業に努めていると、まだまだ全くといっていい状況です。

 

周りと違うと感じたらどうすればいいのか?

せっかく芽生えた「流れとは逆行する意思」をどう取り扱えばいいのか、最近ボクも悩むことがあり、ちょっとメンタルが凹んでいたんですが、ある考えにより気持ちの整理がつきました。

 

それは「自分の価値観と合わないコミュニティに所属する価値があるのか?」を考えるというものです。

 

人間はコミュニティに所属することで、自分の存在価値を知り、幸福を感じながら生きていく社会性の極めて高い生き物です。

 

それと同時に、幼少期から構築してきた自分なりの価値判断や強みというものも持っており、それを活用してコミュニティに貢献することで、自分の存在を自身で認めることができます。

 

つまり、コミュニティとしての価値観と自己としての価値観は、少なくとも方向性がそろっていないと十分に能力が発揮できないだけでなく、貢献しようと努力するほど徒労感を感じ、幸福度が低下してしまう可能性すらあります。

 

これは企業だけではなく、学校、友人関係、家族など、集団が形成されるところでは全てに当てはまります。

 

コミュニティの価値観と自身の価値観を照らし合わせてみて、もし方向性が合わない、むしろ逆行していると感じるのであれば、残念ながらその集団に属している価値はないということになります。

 

価値がないからと言って、すぐに所属を変えることが難しいケースもあると思いますが、なぜ流れと逆行しているのか?なぜそのように感じるのか?を自分のなかで整理するだけでも、だいぶストレスは軽減されると思います。

 

転職や異動のきっかけにされるもよし、独立するための基準にするもよしですが、集団の価値観よりも、まずは自分の価値観に向き合い、それを大切にすることで、新しい可能性を見つけるきっかけにもなると思います。

 

ノブレスオブリージュ 今日もみなさまが世界の救世主たらんことを

ハイキネ 門松タカシ