【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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ほとんどの人がハマッて抜け出せない「外堀を埋めたい症候群」について

みなさんこんにちは!
ハイキネオーナーの門松タカシです!

 

今回は「外堀埋めたい症候群」についてエントリーします。

 

といってもそんなシンドロームは存在しませんが、存在してもいいくらい人間という生き物は外堀を埋めたがる生き物です。

 

特に日本人はそういうの好きですよね。

そんな外堀を埋たい心理と、成功との相関性についてのお話です。

 

急がば回れ」ではなく「善は急げ」

まず結論から書きますと、「外堀埋めている暇があれば本丸から」になるでしょう。


これは著名人、インフルエンサーも口をそろえて言っていることですが、ゴールがあるなら最短コースで進むべきです。

 

それをあえて遠回りするのには、ちゃんと心理学・脳科学的な理由が背景にあるので、埋めたい人はまず客観的な事実から理解しておきましょう。

 

いつも同じ道を歩きたい人間

まず前提として人間は変化が嫌いな生き物です。

 

これは当ブログのほかエントリーでも書いていますが、変化を事前に抑制するアロスタシス、変化を事後に修正するホメオスタシス


この2つの抑制機構で、人間はできるだけ変化しない環境で暮らそうとします。

 

これは旧石器時代の名残なので、現在のような変化目まぐるしい時代においては、足枷の効果が強くなってしまい、チャンスを逃すことの方が多いくらいです。

 

人間は「健在意識」=「自分の意志だと思っている意志」よりも、「潜在意識」や「無意識」=「自分の意志だとは気づかない意思決定」に強く影響を受けます。


ここを理解しておけば、「〇〇したいけど・・・」と言い訳がましい自分が、自分の意志ではなく無意識による抑制作用によるものだと気づくことができます。

 

なんでもそうですが、まずは気づくところからスタートしないと、本当に理解したことにはなりません。

 

言い訳を用意する生き物

さて、外堀を埋めるのは、変化の先延ばしを無意識に選択しているだけなのですが、ほかにも無意識の作用が影響しています。

 

それは「セルフハンディキャッピング」です。

 

これは「自分で自分にハンデを作る」、つまり「失敗したときの言い訳作り」のことなのですが、人間は自尊心の高い生き物なので、それが傷つくのを地味に恐れます。

 

また、潜在的に「自分は特別な存在である」と思っているので、デフォルトで自意識過剰なんですね。

 

そんなハナ高々な自尊心を傷つけまいと、失敗したときに備え言い訳を作っておく。
これがセルフハンディキャッピングの基本的な考え方です。

 

予想を超える自分にはなれない

これのどこが悪いかというと、面白いもので「失敗する」と思ったものは失敗するという心理効果があります。


これは自己成就予言と言うのですが、人間は自分の思った通りの人間にしかなれない、という表現でも知られています。

 

よく、引き寄せの法則であったり、若干スピリチュアルなニュアンスで語られることの多い心理効果ですが、仕組みは理論的。

 

「成功する」と考えている人間ほど、「成功」につながる情報に触れるよう行動するため、「成功」と相関性の高い環境に身を置くことができます。


結果として、「成功」する可能性が確率論的に高くなります。

 

逆に「失敗する」と考えている人間ほど、「成功しよう」ではなく「失敗しないよう」にするため、行動が消極的になります。リスクを取れなくなるのもこのためですね。


結果として、行動が「成功」に結び付かなくなるので、「失敗」してしまうことになります。

 

また、成功意識の高い人ほど、物事をそういう視点で見ることができますので、成功のためのリフレーミングを無意識に行えるのも特徴です。


「ピンチはチャンス」と言ったりしますがこれもリフレーミングのひとつ。

 

意志決定が消極的だと、逆に負のリフレーミングを起こしやすくなります。

 

負のトライアングル

無意識による「抑制作用」、「セルフハンディキャッピング」、「負の自己成就予言」などが合わさると・・・


成功したいと思う反面、失敗したときに傷つく自分が嫌なので、失敗しても言い訳できるように準備するあまり、結果として失敗してしまう、という自己矛盾を起こしてしまいます。

 

これが、外堀を埋めると成功率が下がる心理的脳科学的な理由です。


整理して書いてみたら相当に恐ろしい内容になったので自分でも驚いていますw

 

とりあえずの見切り発車

実際に、自分のことがラッキーな人間だと思っている人ほど、そういう幸運にまつわる情報に触れやすくなることは実験でも証明されています。

 

用意周到にして臨むことも大切ではありますが、その分だけ「外堀埋める症候群」の無意識の作用が強くなっていきます。


ほかエントリーでも触れている「見切り発車効果」を有効に活用するためにも、ゴール達成のための準備は最小限にとどめ、見切り発車をした後にアップデートを繰り返し達成を加速させていく。

 

これこそが成功哲学のスタートアップ編といえるものです。

 

なんでも準備ばかりにこだわらず、それのリスクが低いほど身軽にチャレンジし、改修や撤退を繰り返して進めていく。

 

とりあえずやってみて考える、ということが肝ということですね。

 

ノブレスオブリージュ 今日もみなさまが世界の救世主たらんことを
ハイキネ 門松タカシ