【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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雑草学者ベーカーによる「雑草の定義」から学ぶ社会で活躍する「人材の定義」

みなさんこんにちは!
ハイキネオーナーの門松タカシです!

 

最近は暖かくなってきましたので、道端の植物もすくすく育っていますね。

 

この年になって急に野草や雑草に興味が出てきて、Amazon Primeの無料本を読んだりするんですが、雑草になるための条件についてふれているものがあり、面白かったのでその内容でエントリーします。

 

ちなみに本はコチラ。Primeだとタダ読みできます。コラムが地味に面白い。

 

 雑草は存在しないというお話

さて、よく「雑草雑草」と呼びますが、雑草という植物は存在しないとも聞きますね。

 

実際、分類的にも雑草というものは存在せず、「人間にとって都合の悪い植物すべて」というニュアンスで使われていあす。発酵と腐敗の違いと一緒ですね。

 

「雑草が不利益な存在なのか?」についてですが、単純に人間の観察力がショボい、視野が狭いだけの話であって、かなり恣意的なものの見方といえます。


そこらへんはレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読めばだいたい理解できると思います。

 

雑草はたくましいのか?

雑草という言葉自体、悪い意味合いで使われることが多い反面、その強靭さを称えるある種の称号的な意味合いも持っています。


これはどうも日本だけに特有のニュアンスのようですが、「本当に雑草は強いのか」というと、単体で見た場合は観葉植物と大差はないそうです。

 

では雑草がなぜここまで繁栄することができるのか?


そこには昨今言われてきている、ダイバーシティー的な観点が大きく関わっていました。

 

理想的な雑草とは?

ここで雑草学者ベーカーによる「理想的な雑草の特徴」12項目をご紹介!
「理想的な雑草」という言葉がだいぶ新鮮ですねw

 

1.種子の発芽に必要な条件が複雑である
  これは発芽条件が簡単にそろってしまうと、一斉に発芽してしまい、運悪く訪れる大量絶滅を防ぐためのリスクヘッジですね

 

2.発芽がバラバラで、種子の寿命が長い
  これも大量絶滅を防ぐ予防策。種子の状態ほど悪環境にも耐えられます

 

3.成長が早く、速やかに花を咲かせる
  発芽したら可動性が大きくなくなりますし、物理的な耐久度も落ちますので、速やかにミッション達成に取り掛かるわけですね

 

4.生育可能な限り、長期にわたって種子を生産する
  メインのミッションは子孫である種子の生産ですから、それを可能な限り行うのはごく当然のことです

 

5.自分だけで種子を残す方法を持っている
  環境に依存せず、最低限ミッションを自己完結するすべを持っている。実に合理的です

 

6.特定の昆虫に頼らず花粉を運ぶ
  これも脱環境依存の観点から合理的な選択ですね

 

7.条件が良いときには種子を多産する
  長期間の生産に加え、生産量の増加も可能なかぎり行う必要があります

 

8.条件が悪いときにも、いくらかの種子を生産することができる
  最低限の目標達成は、ビジネスシーンでも「プランB」という概念で存在しますね

 

9.種子を遠くへ運ぶ仕組みを持つ
  現状に甘んじることなく常にフロンティアを目指す・・・雑草マジぱねぇっす

 

10.切断されても、強勢な繁殖力と再生力で増えることができる
  個体の生存は種の生存の絶対条件ですから、メインミッション達成の前のプリミッションとも言えますね。健康第一

 

11.人間が耕すところより深いところから芽を出すことができる
  環境によるミッション達成の妨害を回避する術をもっていたとは驚きです

 

12.競争を有利にするための工夫がある
  競合相手よりも有利に繁殖するというストイックさも抜けていません


端的にまとめると「忍耐と持久力を持ち、状況に応じた臨機応変な戦略で、目標達成をあきらめず、どういう状況でも結果を残す」みたいな感じになります。

 

雑草と成功哲学はかなり似ている

こうやって書いてみると、これはビジネスシーンにおける「優秀な人材」の条件にかなりマッチします。

 

翻って雑草とは対極をなす田畑の植物はどうかというと、人間の管理がなければ簡単に環境に淘汰されてしまう存在です。


いうなれば、会社の意向に疑問を持たず、唯々諾々と従う思考停止型のサラリーマンのようなものです。

 

雑草は長い年月をかけ、刻々と変わる自然環境に対し、子孫を残し繁栄するというミッションをこなしてきた存在です。

 

人類はまだまだ学ぶことが多い存在なんですねー

 

ノブレスオブリージュ 今日もみなさまが世界の救世主たらんことを
ハイキネ 門松タカシ