【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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まだ部下のマネジメントで消耗してるの?

みなさんこんにちは!

ハイキネオーナーの門松タカシです!

 

タイトルはご存知イケダハヤトさんのパワーワードからの引用です。

本日は部下育成について常々思っていることをしたためようと思います。

 

管理職になると決まって言われる「部下育成」

管理職のみなさまにはお馴染みの「部下育成」 

 

特に違和感のない役目にも見えますが、実は落とし穴がちゃんと用意してあります。

 

それは「人間なんてそう簡単に変わらない」という前提条件が抜け落ちていることです。

 

ちなみにボクが上司に言われて仰天した育成範囲が「部下の人生を背負っていくくらい」というものでした。

 

この場を借りて言わせてもらうと「アナタはぼくにそうしてくれました?ミーティングにも一度も来られてませんよね?」でしょうか。

 

部下の人生を背負うなんて連帯保証人クラスの負担です。

もしそんなことをいう上司がいたら、無視するか笑顔でその場を去りましょう!

 

なぜ人は変わらないのか?

ではさっそく、変化を嫌う人間についてつまびらかにしていきたいと思います!

 

まず前提条件の「人を変えるのは相当に難しい」というものについてですが、人はそう簡単に変わらない生き物であることは、みなさん自身がもっとも自覚しているところだと思います。

 

「今年こそはダイエットに成功する」

「今年こそは資格を取る」

 

などなど、「今年こそ・・・」「今度こそ・・・」「今度は・・・」と何度も独白し、叶えられずに終わっていることがなんと多いことか。

 

それもそのはずで、人間のメンタルの基本構造には「変化を避けよう」とするシステムがあり、これが新しい習慣や新しい行動を抑制しています。

 

これは太古の昔から連綿と受け継がれている機能であり、無意識に働くものですので、そう都合よく変えることはできません。

 

「他人を変えるにはまず自分から」の裏の意味

 そうすると「自分ですら変えるのが難しいのに他人を変えられるのか?」と思えてきますが、その認識は間違っていません。むしろ正しい認識です。

  

「自分も含め人間ってそう簡単に変わらないよね」という認識をまず持っておきましょう。

 

無力感という病

では、この知識を知らずに、部下のマネジメントを頑張ったらどうなるか?

 

行き着く先はバーンアウト、つまり燃え尽き症候群です。

 

バーンアウトが起こる典型的な例として「学習性無力感」を感じる環境や状況などが挙げられます。

 

「どうせノルマを達成しても見返りがない」

「自分のこの作業がいったいどうやって活かされているのかわからない」

 

などなど、自分の活動が社会貢献につながっている実感がない場合によく起こります。

 

ここを部下育成の視点に置き換えてみると・・・

 

「頑張って部下を育成する」→「なかなか成果が出ない」→「無力さを感じる」→「燃え尽きる」→「メンタル不全誘発」

 

というシナリオになります。最悪の場合は退職です。

 

余裕のある成長を見守る

前提条件にある「人間ってそう簡単に変わらない」ということを理解せず、「やればきっと変わる」と信じていると、トンデモナイ結果になります。

 

逆に「簡単に変わらない」のであれば、時間をかけて中長期的にアプローチする、少しずつマインドセットを繰り返して変えていく、など余裕を持った育成ができるはずです。

 

残念ながら日本社会においては、前提条件に対する知識が不足しており、上層部の人は短期的な成果を求めてきます。

 

そうすると、短期的な施策(マイクロマネジメントやマニュアル指導)を繰り返すことになり、成長ではなく矯正をおこなうだけに終始してしまいます。

 

結果として管理者とその部下はどちらも疲弊し、人材の質が低下。

最悪の場合、人材力不足で会社が倒産などもあり得ます。

 

まずは「人はそう簡単に変わらないこと」を理解すること。

短期的な施策だけでなく、中長期的な施策を粘り強く続けていくこと。

 

言われてみるとごく当然のようにも思えますが、科学的な知識も併せて考えるだけで、だいぶ自信を持って臨むことができます!

 

ノブレスオブリージュ今日もみなさまが世界の救世主たらんことを

ハイキネ 門松タカシ