【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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「敬語はなぜ必要なの?」にどれほどの人がちゃんと答えを出せるのか問題

みなさんこんにちは!

ハイキネオーナーの門松タカシです!

 

さて、わたくし現在はふつうにサリーマンをしており、コールセンターの応対品質をチェックする立場であったりもします。

 

最近は転勤というイベントがあり、前にいたセンターとは違うセンターで品質を管理することになったのですが、やはりセンターごとによって特色が出ているなぁと思う毎日です。

 

さて、これは特にセンターの違いというより、世代の違いなのだと思いますが、言葉遣いがけっこうカジュアルなのが最近気になっています。

 

ただ、親しみやすい応対という視点から、言葉遣いのボーダーラインを引くのは難しく、「んんー、そもそも敬語の必要性ってなんだ?」と思わずグーグル先生で調べてしまいました。

 

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まぁ出てきた答えは予想通りのもので、質問者はたいてい「なんでこんな奴に敬意を払わないといけないのか?」であり、回答者は「処世術です」的な回答ばかり。

 

たしかに「お互い気持ちよく過ごすための手法」ということで、処世術でもあるのですが、それにしたところでかなり必須に近いスキル扱いになっています。特別な術ではなく、なくてはならないものといってもいいくらいです。

 

でも結局は「イケスカナイ奴に嫌われてもいいから使いたくない!」という言い分はもっともであり、それなら敬語は使わなくていいのではないかなと思ってしまったりもします。

 

極論「わたし意外全員ショボいからわたしは敬語使わない」となっても、理屈の上ではOKになってしまいますねー。

 

ただ、ここまで必要とされているからには明確な理由があるはずです。

そのままこのテーマを家に持ち帰り、お風呂に入っていた時にはたと気が付きました。

 

「あぁこれは個人がどうこうのレベルではない。好き嫌いの問題じゃない問題だ」

 

「好き嫌いの問題じゃない問題」と勝手に命名しましたが、世の中にはスキやキライでは判断できない、というか判断してはいけないもの(問題)というものがいくつもあります。

 

その最たるものがルール、規範、法律です。

 

「お酒飲んでも車に乗りたいから乗る」(スキ)

「レストランで食事してもお金払いたくないから無銭飲食する」(キライ)

 

どちらも言語道断ですが、これが好き嫌いの問題じゃない問題です。

 

ドラマ「女王の教室」でも「人をなぜ殺してはいけないのか?」というものがテーマになっている回がありましたが、これもそれです。実はそんなに難しいテーマではないんですね。

 

実は言葉遣いにも同じような作用が働いているのではないかと思っています。

つまり個人レベルで「遣いたくない」(キライ)と思っていても、社会の側からは「遣って」という要求があるのだと思います。

 

人間は社会に所属し、そこで価値を提供することで幸福を感じる生き物ですから、社会性を壊す行為を嫌いますし、長い年月をかけてそれを排除する仕組み(法律など)を構築してきました。

 

それに、言葉遣いはコミュニケーションそのものであり、そのコミュニケーションは社会性をより強固なものにするためのツールです。

 

「言葉遣い(敬語とか)は社会という巨大な集団が、その社会性をより強固で確かなものにするために要求しているものであり、その中で共同生活を送る以上、そのルールに従わないと弾くよ」というふうにまとめることができます。

 

そう、単純です。そういうルールなんです。

明文化されていないルールなので守りましょう。ただそれだけです。

 

敬意がどうこう言いますが、そもそも何も知らない相手に対してもふつうに使いますし、年齢も関係ありません。尊敬できるかなんて知ったこっちゃないんですね。

ぶっちゃけそこまで真剣に考えて使っている人は極めて少ないでしょう。

 

というか、「この人は尊敬できるから~」「こいつはオレよりも能力が下だから~」なんて発想がそもそもショボくて、むしろそういう人には使いたくなくなりますね。なんという反面教師。

 

「お茶碗は持って食べましょう」「肘はつかない」と同じレベルで、それがそもそもできるかどうかで社会性に対する適合性を判断しているものだったりもします。

 

なので「敬語を使えない」=「礼節を知らない」=「社会性を破壊する可能性がある」→「社会から排除される」という流れになるんです。特に違和感はないですねー

 

ですからして、「社会なんて関係ないワタシはワタシ」「ワタシイコール憲法」という方は、どうぞ敬語など無縁の生活を送られるのがよろしいかと思います。

どうぞわたしとはかかわりのない人生を謳歌してくださいませ。

 

ノブレスオブリージュ今日もみなさまが世界の救世主たらんことを

/ハイキネオーナー 門松タカシ