【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

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やっぱり科学は反証で成り立っている。「科学でわかった正しい健康法」を読んでわかった意外な真実

みなさんこんにちは!

ハイキネオーナーの門松タカシです!

 

科学的にエビデンスのそろったデータを信用するのはまぁ当然のことかもしれませんが、科学の世界に100%は存在しません。ほんとうに残念ですが。

 

科学とはそういうもので、とりあえず数字上それっぽいとエビデンスOKになるケースもあるそうです。

 

それが「〇〇健康法」として世の中に喧伝されるようになると、いろんな認知バイアスも相まって事実となってしまいます。

 

そんな世の中に静かに一石を投じる一冊がコレ

 

 ある程度は知られていた事実をさらに保証する内容もあれば、「それ違うよ」と異論を唱える内容まであって、なかなかに興味深いものでした。

 

哲学者ウィトゲンシュタインの「問う前に問いを問え」みたいに、自分の常識を改めて違う角度で考察するきっかけに良い1冊です。

 

個人的に「これは!?」と思った内容を軽く抜粋してご紹介します!

 

グルテンフリーの真実

小麦粉がヤバイと叫ばれるようになった昨今ですが、特にこのグルテンに注目が集まっています。

 

グルテンとはグルアジンとグルテニンが結合した物質ですが、これがパンの粘り気やもっちり感を担う存在になっています。

 

最近はグルテンの入っていないパンなんかも売られているのですが、そもそもグルテンはどのくらい体に悪いのか?

 

グルテンが大きく人体に影響する人は、全人口の1%で、セリアック病という疾患をお持ちの方だけに限られます。

セリアック病はグルテンを上手に消化、代謝することができないので、ひどい場合はお腹を下してしまったりするとか。

 

残りの99%の人はグルテンをちゃんと消化できるので特に気にする必要はないそうです。小麦粉で言えばグルテンというより、いわゆる糖質と呼ばれる存在の方が気になるわけです。

 

ちなみにグルテンフリーにすると、触感がかなり悪くなるので、代わりにほかの添加物(脂質や糖質)が追加されるそうなので、セリアック病でないのならふつうのパンを食べた方が総合的に良いことになりますね。

 

グルテンフリーは新しいマーケットを開拓するために作られたモノだったのかもしれません。 

 

遺伝子組み換え食品の影響

遺伝子組み換え食品はなんとなく避けていきたい食材として、ボクも脳にインプットされています。

 

個人的には、福岡 伸一先生のロハス思考にある「時間の概念が抜けている違和感」が納得感があり、違和感の重要性については認識しているのですが、物事の悪い側面だけ見てもしかたがありません。

 

 

長寿の秘訣

「酒は百薬の長」と言いますが、これにも賛否両論があります。この本では、意外にも賛成側のエビデンスが豊富でした。

 

アルコールによる効能は意外と多く、コレステロールの調整機能、血栓予防、心血管病のリスク低減、などなどいろいろあります。

またお酒の種類によっては、ここに付加効果が付きますので、より良い効果を享受できるとか。赤ワインは男性ホルモンを増加させる、ビールは骨を強化する、とか。

 

ただし、過ぎたるは猶及ばざるが如しの通り、飲み過ぎると3万7000の問題が発生しますので、まぁリスキィな飲料ですかね。

 

「運動している人」と「運動してお酒をたしなむ人」だと、後者の方が寿命が長いという研究結果が出ている点は、ちょっと考えさせられましたね。 

 

兵は拙速を貴ぶの弊害

ボクは拙速を貴ぶ方で、頼まれごとをすぐにやりますし、新しいプロジェクトも早く着手します。

 

が、何でもかんでも早くやればよいのかというと、必ずしもそうではないことが科学的に証明されています。

 

いわゆるプロと呼ばれる人たちは、「速い」のではなく「意図的に遅らせられる」点が他とは違う、という言及はずいぶんと示唆に富んだ内容でした。 

 

判断を遅らせることができれば、その分判断について考慮する時間ができるわけであり、必ずしも速ければ良いというわけではない。う~ん、なるほどねー

 

ただし、これは遅らせることができるほど高い能力とポテンシャルを持っているからできる芸当であって、遅らせて締め切り過ぎて許してもらえるほど世の中は甘くありません。それができる下地あっての話ですね。

 

アンチテーゼとしてはなかなか面白い材料です。

 

ゲームの効用

ゲームをするとバカになる、はもう過去の遺物。というかボクもゲーム世代の人間なので、肯定するわけにはいかない立場です。

 

本の中では、ゲームをすると処理能力が上がり、お行儀がよくなり、健康的になる、という「若干ウソくさい」内容も含まれるエビデンスの紹介がありました。

 

ただし、これも「過ぎたるは~」の部類のお話で、1日3時間を超えるゲームは、人生の満足度を低下させるという恐ろしいデメリットが・・・これぞ死に至る病。 

 

ゲーム=悪という概念は短絡的過ぎるという視点を持つのは良いのではないでしょうか。

 

フルーツジュースの恐怖

フルーツジュースって健康に良さそうですよね。でもこの本では一刀両断。「ただのジュース」だそうです。

 

果物を粉砕し液化、添加物を加えて瓶に詰め、殺菌処理を施す。

 

こんな過程で、本来果物が持っている重要な栄養素は破壊され、残ったのは糖質と若干のビタミンのみ・・・ 

 

なんだか悲しくなりますが、フルーツジュースは自分で作りましょう

DaiGo先生はスロージューサーを使ったオリジナルドリンクをつくっていました。

 

 スロージューサーは栄養素を破壊せずに調理してくれるそうで、すごくオススメされていましたね。ボクにはまだ高い代物なので簡単にポチることができませんが。

 

バランスボールをオフィスチェアにすると

 一時的職場の椅子をバランスボールに変えてみようかと本気で考えていたのですが、今はむしろ座らない方がいい派になりつつあります。

 

実際にバランスボールを使うとどうなるのかというと、なんとどうにもならないそうです。姿勢がよくなるわけでもなく、体幹が鍛えられるわけでもない。

 

これはかなり意外な結果でしたが、エビデンス的にはそうなので、あとは気持ちの持ちようで変わる部分があるのかないのかといったところ。

 

これもまた残酷な真実ですね。

 

 

 ということでいくつか面白かった内容を抜粋してみました。

 

「うそやん」と思った方もいらっしゃると思いますが、詳しくは本書を熟読いただき、あとは自分の中で答えを見つけてみてください。

 

ノブレスオブリージュ今日もみなさまが世界の救世主たらんことを

/ハイキネオーナー 門松タカシ