部屋はセルフコントロールをするためのツールという発想
みなさんは部屋のレイアウトはいつもどのようにして考えていますか?
棚や机、ベッドなど家具を中心とした配置になっているのが一般的でしょうか。
かくいうボクの部屋も基本的には家具を間取りにあわせる形になっています。
よく奥さんが模様替えをしてくれるんですが、どんどんと使いやすい環境になっています。ありがたやぁ~
部屋はその人の人生を作る
さて、部屋についてメンタリストDaiGoさんの言葉を借りるのなら、「人生の目的に合わせた環境作り」ということになります。
「おいおいずいぶんとおおげさな」と思われるかもしれませんが、周囲の環境が与える影響というのは計り知れないものがあります。
周囲の音が与える影響
例えば周囲の騒音です。
お子さんがいらっしゃる家庭だとバタバタとにぎやかな日常かもしれません。
少子高齢化が叫ばれ続け、いずれ声がかれるのではないかと言われるご時世、子育てもなかなか大変なものがあります。
騒音があると集中できない、というのはよく聞く話で、実際に音で集中力を阻害されることをはままありますね。
集中しすぎて集中できない?
わたしは高校卒業後に自衛隊に入隊しているんですが、さまざまな職種の中からモールス信号を扱う通信隊という職種を選んでいます。
このモールス信号の練習なんかはまさに集中力を使うんですが、実は集中しすぎるのも問題なんです。
ボクはそうでもなかったんですが、とある隊員は集中したいあまり周りの人を部屋の外に追い出し、挙句の果てに時計の秒針を取ってしまったそうです。
彼はモールス信号の音だけでなく、周囲一帯の音を拾いすぎてしまったんですね。
まぁこれはセルフハンディキャップ、つまり失敗した時の言い訳として集中範囲が散漫になった結果かもしれませんが、静かだからと言っても必ずしも良いとは限らないんです。
アウトプットをしたいならココに行く!
この騒音も大きさによって人に及ぼす効果は異なります。
工事現場レベルの音になってくると、もちろん集中はできません。
しかし、これが喫茶店レベルの騒音になると、不思議なことにアウトプットをするためには最適な騒音になります。
つまり何かアイディアを出したり、何かを作り出したりする作業に向いているんですね。スタバでドヤリングしたり、ミーティングしたりするのは正解だったということになります。
お勉強は図書館へゴー!
逆にインプット系、つまり読書をしたり勉強をしたりする行為は、喫茶店レベルの騒音だと有害になります。理想は図書館くらいの静かさですね。
図書館にはよく勉強コーナーがあると思いますが、あそこは結構シチュエーション的にもオススメです。
静かであることがまずポイントですが、それに加え同じ勉強をしている人が近くにいるのは、共感性を持ちやすく、同時に競争心を持ちやすい環境と言えます。
「あぁこの人も頑張っているし、オレも頑張ろう」「負けたくない!」
こういうモチベーションアップとしての効果が期待できますので、夏休みの宿題を一気に片づけたい人は図書館に行きましょう。
あると便利な騒音調整ツール
ちなみに喫茶店でもインプット作業したい方は、密閉型のイヤホン(カナル式)やノイズキャンセリング機能のついたものを利用されると良いでしょう。
ノイズキャンセリング機能がなくても、密閉型ならかなりの音をシャットダウンできます。たまに電話やチャットでドヤ顔しながらワーワー喋っている人がいるので、そいういうときはノイズキャンセリング機能があるといいですね。
歌詞付きのBGMはNG
ちなみに音楽を流しながらは場合によっては集中力を疎外します。
特に歌詞のある音楽は、脳が勝手にその言葉に反応してしまうので、勉強に集中できなくなります。
歌詞のないBGM的なものを小さいボリュームで、ならアリだと思いますが、自分の集中力と相談しながらになりますね。
天井の高さが与える意外な影響
部屋という環境が与える影響で面白いものがあります。
それは天井の高さが与える影響です。
天井の高い場所ではクリエイティブな発想が生まれやすく、低い場所では緻密な作業に集中しやすい、という特性があります。
まったく意識したことはありませんでしたが、なんとなくわかるような気もしますね。
広く想像力を発揮したいのか、逆に一極集中したいのかで天井の高さを選ぶというのは、なかなか斬新な発想です。
環境のコントロール=セルフコントロール
ということで、今回は騒音と天井の高さが与える影響について説明しました。
これを知ってから、喫茶店でドヤリングしながらの勉強に有意義さを見いだせたような気がします。あと斬新な発想は天井の高いところがポイントですね!
環境をコントロールして、自分自身を人生の目的に近づけるように日々邁進していきましょう!